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栃木県


にっこうとうしょうぐう


陽明門から神厩舎方面を見る。
日光東照宮  世界遺産 (栃木県日光市山内)
 徳川家康を「東照大権現」として祀る神社。
 1616年、家康は駿河・駿府城で亡くなるが、遺言で「遺体は久能山に埋葬し、一周忌が過ぎたなら日光山に勧請(分霊)して祀るように」と言い残しており、それに従い、作事奉行を藤堂高虎がつとめて造営された。
 造営当初は、比較的簡素なものだったといわれ、現在のように荘厳になったのは、3代将軍・家光による大改築後のことである。
 家康を祀るにあたり、神号を「大権現」にするか「大明神」にするかで、南光坊天海以心崇伝が争い、「大明神」は滅亡した豊臣家に与えた神号でもあることから不吉とされ天海が主張した「大権現」が採用された。
(メモ)
見ざる・言わざる・聞かざるの「三猿」や左甚五郎作の「眠り猫」など有名な彫刻が施された豪華絢爛な建物が多数ある。
境内には、黒田長政が奉納した石の鳥居や、伊達政宗が奉納した灯篭などもある。
陽明門(国宝) 唐門(国宝)
奥宮宝塔 三猿(重要文化財) 眠り猫(国宝)
 
東照宮宝物館

<見れた展示物> 
紹介している展示物は常に見れるとは限りません。

徳川家康所用 南蛮胴具足 (重要文化財)
 徳川家康が関ヶ原に持って行ったといわれる具足のひとつ。典型的な南蛮胴具足。

太刀 福岡一文字助真 銘 助真 (国宝)
 日光助真とも呼ばれる太刀。加藤清正から徳川家康に献上されたもの。

網代駕篭
 徳川家康が大坂の陣で使用したという駕篭。戦場で使用するためか派手な装飾はなく、屋根には鉄砲で空いたといわれる穴がある。